被災地派遣報告
東日本大震災被災地派遣報告
平成23年4月26日~5月1日
特例社団法人 日本精神科看護技術協会の要請を受け、沼津中央病院より看護師3名を宮城県柴田郡柴田町の精神科単科病院である仙南中央病院に派遣し、救援活動にあたりました。
平成23年5月14日~18日
静岡県の要請を受け、鷹岡病院より医師1名、看護師2名、精神保健福祉士1名がこころのケアチームに参加し、岩手県宮古市に派遣、救援活動にあたりました。
現地では避難所で生活されている方々の回診や声掛け等の他、在宅者を訪問してケアを行いました。
宮古市の避難所と救援活動にあたるこころのケアチーム
平成23年5月17日~21日
静岡県の要請を受け、沼津中央病院より医師1名、看護師2名、精神保健福祉士1名、事務員1名がこころのケアチームに参加し、岩手県宮古市に派遣、救援活動にあたりました。避難所での活動、仮設住宅の個別訪問の他、保育園で子供たちの観察等も行いました。
平成23年8月23日~29日
社団法人 日本精神保健福祉士協会の要請を受け、鷹岡病院より精神保健福祉士1名を福島県南相馬市に派遣しました。同市は地震、津波、原発被害の混在地域であり、主な支援活動として市内3カ所の避難所の訪問、定期心の健康相談会開催、仮設住宅に入る際の市保健師の問診で「要訪問」の評価を受けた個人及び世帯への個別訪問にあたりました。
原発事故のため交通規制を受ける市内の道路と放射能測定器
平成23年12月1日
沼津中央病院、鷹岡病院による被災地支援活動に対し、静岡県より感謝状が贈られました。
平成25年3月11日
沼津中央病院、鷹岡病院による被災地支援活動に対し、厚生労働大臣より感謝状が贈られました。
義援金報告
復康会では、被災者に寄せて義援金を送らせて頂きました。
東日本大震災
- 財団法人復康会
- 1,000,000円 日本赤十字社
- 復康会職員他一同
- 152,195円 日本赤十字社
- 復康会職員他一同
- 116,025円 あしなが育英会
- 沼津中央病院
- 100,000円 日本精神科病院協会
- 沼津中央病院
- 10,000円 沼津医師会
- 訪問看護ステーションゆかわ
- 10,000円 全国訪問看護事業協会
- 鷹岡病院
- 100,000円 静岡県精神科病院協会
- 鷹岡病院(地域貢献委員会)
- 92,278円 日本赤十字社
- 沼津リハビリテーション病院
- 55,795円 沼津医師会
BCP活動報告
復康会では平成25年4月より災害対策推進委員会を設置し、BCP(Business Continuity Plan)に取り組んでいます。
病院におけるBCPの必要性
非常事態発生時に患者様及び職員の安全確保と適切な医療行為の継続を図り、災害時のリスク対応に積極的に取り組んでいる姿勢から患者様やご家族の信頼を獲得し、地域社会・関係機関等への社会的責任を果たします。
BCPを実施することにより、災害による医療供給能力の低下を抑制し、あるいは低下した機能の復旧期間を短縮することが可能となります。また医療施設特有の特徴として、災害によって通常より増える医療需要への対応も必要となります。