スタッフより

医療体制

改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)ー検査課ー

記憶を中心とした大まかな認知機能障害の有無をとらえることを目的としていますが9つの質問事項に分かれており、項目ごとに目的を持った内容となっています。

例えば年齢・日時・場所の見当識(見当をつけること)であったり、記銘や作業記憶・ことばの流暢性・遅延再生(忘却の検査)などが含まれています。

30点満点で21点以上を正常、20点以下を異常と判定したときにもっともすぐれた診断精度を持つと言われますが、21点以上の人の約2割も認知症が潜んでいるようです。

私たち質問者が最も気をつけているのは、気が散らないよう質問する環境を整え、本人がリラックスして答えられるように働きかけていくことです。